皆様からさこだ歯科医院に寄せられる入れ歯に関するご相談に、入れ歯の専門家である当院院長 迫田洋がお答えします。
他にご質問がありましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
ご相談一覧
入れ歯を付けていると、歯ぐきに当たっているせいか痛みを感じます。自分の口に合っていないのでしょうか？
その可能性があります。入れ歯を付け始めてから1週間程度は、歯ぐきに痛みが出ることがあります。しかし、それが数週間以上も続くようであれば、再調整が必要です。放置しておくと、歯ぐきが床ずれのような状態になり、さらに痛みが強くなることもありますので、お早めにかかりつけの歯科医師に相談しましょう。
入れ歯を装着しても、どうも収まりが悪くすぐに外れて困っています。どうすればいいでしょうか？
お使いの入れ歯がお口に合ってないと考えられます。作製した入れ歯は、当初はぴったりでも時間が経つにつれ歯ぐきや顎の骨がやせて徐々に合わなくなっていきます。ストレスに感じるほどであれば、一度、かかりつけの歯科医師に相談することをおすすめします。
最近入れ歯を使うようになりました。装着感自体は悪くないのですが、言葉をうまく発音できないというか、すごく話しづらいです。何かいい対処法はあるでしょうか？
入れ歯を入れた際に、話しづらさや発音のしにくさを感じる方は少なくありません。しかし無理もありません。私たちは、口の中の微妙な空気の流れを調節して言葉を発しています。
入れ歯は、突如口に入った“異物”ですから、まずは装着した状態に慣れることが必要です。担当医と相談しながら、じっくりトレーニングを行うといいでしょう。
もし、どうしてもすぐに改善したいということであれば、当院では、異物感の少ない「テレスコープ義歯」をおすすめしております。
部分入れ歯に付いている金属部分が気になっています。
目立たなくする方法はありますか？
一般的な部分入れ歯は金属バネが付いているため目立ってしまいますよね。もし見た目を改善したいのであれば、金属バネを使用しない「テレスコープ義歯」をおすすめします。
金属のバネを使った入れ歯は、健康な歯にバネをつけるため、健康な歯に振動を与え、最終的には抜けてしまう場合がほとんどです。
その点、テレスコープ義歯は、見た目だけでなく噛み心地も非常に優れており、健康な歯への影響がないため、快適性、また、長期視点で見ても理想的な治療方法と言えます。
入れ歯を付けるようになってからというもの、肩こりや頭痛がひどくなった気がします。何か関係があるのでしょうか……？
もしかすると、お口に合わない入れ歯をご使用されているのかもしれません。入れ歯がお口に合っていない場合、噛み合わせが乱れることで左右の歯にかかる力に偏りが出てしまいます。これによって、やがて顎が歪み、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。
さらに放っておけば、全身にも歪みが生じることがあるのです。当院では、入れ歯を制作する際に、まず「咬合診断」で咬み合わせを診断をした上で、入れ歯を制作しますので、現在のお口の状態に最適な入れ歯の制作が可能となります。
たくあんやおせんべいなど、堅いものがうまく噛めません。
入れ歯のせいでしょうか……？
その可能性があります。現状では、やわらかいものは噛めているようですので、比較的問題は小さいと思われますが、やわらかいものまで噛みにくくなった場合は要注意です。
食べ物をしっかり噛み砕けないと、消化する際に胃腸に過度な負担がかかり、体調不良の原因になってしまうこともあります。また、噛むことは脳への刺激になり、「ボケ防止」にもなりますので、調整するなどして早めに改善するのがいいでしょう。
さこだ歯科医院では、しっかり固定ができ、よく噛めるリーゲルテレスコープをおすすめしております。
最近入れ歯を入れるようになったのですが、食べ物があまり美味しく感じなくなった気がします。どうしてでしょうか？
人は、食べ物の複雑な風味や食感、香り、温度などを舌だけでなく口全体で感じ取っています。そのため、入れ歯を装着することでこれらの感覚が伝わりにくくなり、味をあまり感じなくなることがあるのです。特に、保険適用のレジン床義歯の場合は素材が厚くなってしまうため、こうしたことが顕著に起こりがちです。
当院の「テレスコープ義歯」は、イボクラー社のBPSシステムを使用しており、薄くて強固な床を作成することが可能で、食べ物の味も感じやすくなります。
当院でもご相談を受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
